チリってどんな所?
「チリ人のスペイン語」「チリの物価と、通貨」「チリの湖水地方、プコン」「チリ人ってどんな人たち?」などチリについて紹介します。

プコンのオススメ宿、快適シェアキャビンホステル

2017/03/30

プコンのバスターミナル、ミニバスターミナルどちらにも近い便利なロケーションにあるHostal Emalafquenは、母屋の庭にキャビンが何軒か立っているユニークなスタイル。このキャビンはとても清潔で、キッチンも広くて使いやすく、庭にはテーブルセットもあってとても良かったです。WiFiもさくさくでしたよ。

こちらのキャビンは、1キャビンに2部屋あり、シェアバスルームとシェアキッチンスタイルになっている棟と、プライベートキッチンとバスルームがある棟があります。プライベートは1泊1キャビン45ドルで、シェアは30ドルでした。これは物価の高いチリでは安い方。しかも近場に大きなスーパーマーケットがあるので、外食費を抑えたい人はそこで買い物して、キッチンで自炊すると安く抑えられます。

備え付けのキッチンには、過去の宿泊者が残していった調味料類がたくさん残っているので、余分なものを買わないように買い物する前に何があるかをチェックするといいです。

チリの冬季にあたる7-9月は、この地方はとても冷え込みます。わたしがこの宿でとても気に入ったのは、リビングルームに薪ストーブがあったこと。ストーブは宿のオーナーの女性が気にかけて世話してくれるので、部屋の中はいつもちょうどいい気温に保たれています。これは朝晩にはとても嬉しかったです。

わたしたちが泊まったのはシェアキャビンで、もし他の人がもう一部屋に来たら、キッチンとバスルームをシェアしなければいけなかったのですが、幸い? 誰も来ませんでした。リビングもキッチンも小さめで個人的な感じがする場所だったので、シェアする人がいたら結構変な感じがしたかもしれません。

ホステルのおかみさんがとても親切な人で、いろいろ気遣ってくれ、周辺情報なども教えてくれて助かりました。プコンに滞在するなら、とてもおすすめの宿です。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。