チリってどんな所?
「チリ人のスペイン語」「チリの物価と、通貨」「チリの湖水地方、プコン」「チリ人ってどんな人たち?」などチリについて紹介します。

チリの湖水地方、プコンでのアクティビティ

2017/03/24

チリのパタゴニアの玄関口と言われる湖水地方、プコンへは、首都のサンティアゴからバスで10時間ほど。ここでは、あらゆるアウトドアアクティビティが楽しめます。

街の中心部(と言っても小さなものですが)のすぐ近くに、カブルグア湖に面したメインビーチがあり、そこではカヤックの貸し出し、体験教室を行っています。水面はとても穏やかで、初心者でも十分楽しめること間違いなし。ライフジャケットも貸し出してもらえるので、身一つで気軽に行って楽しむことができます。

また、中心部からミニバスでアクセスできる国立公園があり、深い静かな森の中を探索できます。チリの冬季にあたる7-9月は、上っていくと雪が積った中を歩く部分もあるので、しっかりした靴を用意するのがおすすめ。ここではたくさんの沼の間を歩き、間近にそびえる雪をいただいた山を見ることができます。

また、なんと言ってもプコン名物は、屋外の温泉でしょう。これは日本人にはたまらなく嬉しいと思います。この温泉はロスポゾネス温泉といい、プコン中心部の小さなバスターミナルからミニバスで30分ほどでアクセスできます。ここには渓流沿いに5つの大きな石造りの露天風呂があり、大自然の中で温泉を満喫できます。

お湯の温度はぬるめから熱めまでいろいろ用意されているので、好みに合わせて選ぶことができます。冷水に浸かりたければ川に飛び込むのもひとつの手ですよ。

入場料が結構高くて、ひとり10ドルするのですが、その価値はあると思います。着替えの場所やシャワーも用意されているので、快適です。

本格的アウトドア派には、美しい標高2847mのバジャリカ火山登山がお薦め。聞いた話ではスキーの腕に覚えがある人は、登山ツアーに参加する際、スキーで下山したいと伝えると、スキー用品を貸し出してもらえるそう。スキーはちょっと…という人には、ソリの貸し出しがあり、こちらも楽しいですよ!

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。