シンガポールってどんな所?
「観光での楽しみ方」「人との接し方」「食べ物の楽しみ方」「危険の回避の仕方」「現地の気候について」などシンガポールの様子を紹介します。

シンガポール旅行には蚊による危険がある!ジカ熱やデング熱の対策とは?

2017/11/14

シンガポールはとても綺麗で快適な国ですが、蚊による病気の危険性もあります。一年重30度以上の日が多く、雨の多い国でもあるので、蚊が発生しやすい環境です。昨年2016年8月には、ジカ熱感染が初めてシンガポールでも確認されました。その後一週間程で感染者は200人以上にものぼり、ジカ熱拡大が心配されました。シンガポール旅行を考えているのなら、たとえ短期間だったとしてもジカ熱対策は必須だと言えるでしょう。

レベル1の危険性
外務省はシンガポール全土に対し、ジカ熱による危険を「レベル1」(十分警戒してください)にしています。特に妊娠中の方はシンガポールへの渡航を控えた方がいいと勧告されています。

旅行中に身体に異変!まずは日本大使館へ連絡を
もしもシンガポール旅行中に体調がおかしくなった場合には、在シンガポール日本大使館に連絡しましょう。

殺虫剤駆除が普段からされている
シンガポールでは蚊に気をつけなければいけないといっても、ジカ熱が流行る前は「デング熱」が圧倒的に危険な感染症とされていたので、普段からベクターコントロール (殺虫剤による蚊の駆除) が日常的に行われています。そのため市内にはそもそも蚊が少ないでしょう。東京と比べてみても、蚊の発生率は低いはずです。観光地として有名なオーチャードロードなど市街地を歩いていても、蚊にさされる事はほとんどないでしょう。あったとしても問題ない場合がほとんどです。私もオーチャードロード付近をよく歩いていましたが、蚊にさされる事はあっても普通の蚊だったので、問題ありませんでした。普通のマンションでも、殺虫剤散布が週に一回行われているようです。

現在のシンガポールでの取り組み
・ジカ熱が発生した場合…
ジカ熱が確認されたため、現在シンガポール全土において、アウトリーチ活動が行われています。
・毎日花瓶の水を変える
・鉢植えの受け皿の水を捨てる
・不要な水たまりの除去
・デング熱が発生した場合…
もしも近所でデング熱が発生した場合は、環境省の担当者が抜き打ちで自宅を訪問しにきます。家の中に水たまりがないかチェックするためです。 このように、徹底して取り締まっているようです。

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ライタープロフィール

レイさん/女性/年齢:30代/東京都在住/3度の飯よりコーヒーが好き。