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ペルー/鳥の視点で、空から眺めるマチュピチュ ーワイナピチュ登山ー

2012/11/08

マチュピチュ

マチュピチュ

言わずと知れた世界遺産、マチュピチュ。雲の間から顔をのぞかせる、有名なショットはみなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか?

さて、このマチュピチュの少し変わった楽しみ方、今回おススメしたいのが、「ワイナピチュ」への登山です。「ワイナピチュ」とは、遺跡の向こう側に見えている大小2つの山の、高い方のこと。実はあの山、登れちゃうんです。写真をよーく見ると、山の上の方にも少し遺跡が残っていることがわかりますよね。

このワイナピチュ、遺跡保護の観点から、1日のうちに登れる人数と時間には、制限がもうけられています。人数は早いもの勝ちの400人程度で、門を開けるのは朝と昼の2回。山の入口で順番待ちをすることになります。絶対に登りたい人は、早めに並びにいきましょう。

「あの山に登ったんだ!」と、自慢できちゃう気がしませんか?そんな特別感からか、いざ登りはじめると、テンションが一気にアップ。疲れも忘れ、ざくざく登っていきました。

登山にかかる時間は、行き帰りあわせて2-3時間程度。山道自体はそこまで過酷なものではないので、比較的軽装備で登ることができます。(ただ、高い標高に慣れていないと少し息が切れるのが早いかもしれないので、無理は厳禁です。)

しばらくすると、木々の間から、遠くに遺跡の姿がちらちらと見え始め、そして頂上まで来ると・・そこはもう、空の絶景。 青空の下、くっきりと眼下に広がる遺跡。過酷な周囲の山々。山を切り分けるハイラムビンガムロード(遠くに見えるジグザグの道、ここをバスで通って遺跡に向かう)。すべてがよく見える。ふと、空を飛んでいきたくなるような感覚に襲われます。

なお、私のグループは二手に別れて、片方は小さな山の方(ハイナピチュ)の頂上にいたため、お互い頂上から手を振りあい、写真を撮り合う、といった楽しみ方もしてみました。かなり距離はあるんですが、意外とわかるんですね。何人かで来ていたら、これもなかなかおススメ。

日本からマチュピチュまで、なかなか2回とは来づらい場所だと思います。せっかくここまで来たら、登山にもトライしてみましょう。きっと自慢できるはず。

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ライタープロフィール

中花香さん/女性/年齢:20代/鎌倉出身/会社員/海外旅行、バイオリン演奏、ライブなどが趣味。好きなものは映像、絵本、仏像などです。