アメリカ旅行記
アメリカ旅行(ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン)の魅力を紹介します。

ワシントンDC/映画『ナイトミュージアム2』の舞台「ナショナルギャラリー」

2012/07/09

ナショナルギャラリー

ナショナルギャラリー

ナショナルギャラリー入口

ナショナルギャラリー入口

スミソニアンで航空宇宙博物館の次に向かったのが「ナショナルギャラリー(国立絵画館)」でした。

このナショナルギャラリーには、13世紀から現代までの絵画や彫刻などの西洋美術のコレクションが所蔵され、フランス・パリにあるルーブル美術館と匹敵するほどの質と量を誇る、と聞き、とても楽しみでした。しかもここも"無料"だから、すごい。(ルーブル美術館は有料)

ちなみに、なぜ無料なのかというと、所蔵品はすべて一般市民から寄贈されたもの、寄付金で購入したものだからだそう。運営費と維持費は国家予算からの支出。アメリカという国がいかに大きいかというのがよくわかります。11万6,000点あまりの所蔵品があるそうです。

そして、館内もとても広い。ある意味、体力も必要だと思いました。広々とした空間に、余裕を持って作品が展示されているのが、さすがアメリカ。日本のようなガラスケースに入ってロープが張ってある、ということもありません。時々ソファがあって、作品の前に座りながらの観賞もできる。警備員の数も多いので、もし館内で迷ったらすぐ聞くこともできました。日本語パンフレットも用意されていましたので、これは入り口のインフォメーションでゲット。

まず、ナショナルギャラリーで最も多いといわれる60点以上の作品を所蔵しているのが、ロダン。ロダンといえば『考える人』が有名だけど、ここにももれなく置いてありました。でも、東京の西洋美術館にある考える人よりちょっと小さめ。

メインフロアの「ロタンダ」といわれる円形広場は、館内にありながら緑にあふれていてとてもステキな空間でした。その広場にある噴水中央のブロンズ像が『マーキュリー』。また、広場からすぐの場所にある13〜15世紀イタリアでは、やはりレオナルド・ダ・ビンチのヨーロッパで唯一という『ジネブラ・デ・ベンチの肖像』がよかった。

そして、17世紀オランダとフランダースにあるレンブラント、ルーベンス、フェルメール・・・どれも本物を目の当たりにしてただただ感動の連続。ここもとても数時間では回りきれません!

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。