仙台旅行記
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年中オープン「七夕ミュージアム」

2015/09/03

七夕ミュージアム

七夕ミュージアム

仙台で最大のイベントといえば、夏の「七夕まつり」ではないかと思います。この七夕まつり、自分が仙台に住んでいた子どもの頃にはすでに行われていたので、子ども心にとても思い出深く残っている行事です。

仙台七夕まつりは、東北三大祭りの1つで、その起源は伊達政宗の時代とも伝わっているのだそう。明治以降は一時衰退したようですが、昭和2年(1927年)に商店街の有志によって復活し、第二次世界大戦後にどんどん華やかになり、今も発展を遂げているともいわれています。

そんな七夕まつり、8月の上旬に行われますが、年中その七夕まつりの様子が見られるところを見つけました。鐘崎かまぼこの国笹かま館の横にある「七夕ミュージアム」です。

日本で唯一という七夕のミュージアムは、仙台の夏の風物詩が1年を通して楽しめるよう、館内にギッシリと展示されています。見た目も華やかな吹流しは一見の価値があります。下から眺めたり、上から見たりできるのも特徴。上から見られることは滅多にないので、すごく貴重かもしれません。

七夕まつりがいかに豪華になって行ったかがわかる"歴史"が、写真パネルなどとともに詳しく紹介されているコーナーもあり、とても勉強になりました。自分が住んでいた30年前はまだ控えめで、いかに今の七夕まつりがグレードアップしているかもよくわかりました(苦笑)

また、七夕まつりにまつわる知識も、子どもにもわかりやすく紹介、展示されていました。例えば、この吹流しをはじめ、仙台七夕まつりは竹に吊るされた飾り、「七つ飾り」と呼ばれ、すべて手作りだそうです。吹流しには織姫の織り糸と技芸の上達、紙衣には病気や厄除け、裁縫の上達、折り鶴には健康長寿、屑籠には清潔と倹約など。七夕ミュージアムには、この七夕飾りが手作りできる教室(有料)も開かれているそうなので、時間があればチャレンジしてみたかったです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。