みんなの五つ星旅行記
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ニューヨーク/希望と夢、勇気の象徴の「自由の女神」像

2010/04/03

ニューヨーク

そしてアメリカのシンボルといえば「自由の女神」像でしょう。厳密に言うと、自由の女神像はニューヨーク州ではなく、隣りのニュージャージー州にあります。しかし、マンハッタン島の先端、バッテリーパークからフェリー「リバティ・フェリー」が出ており、ニューヨークの観光には欠かせないスポットです。いつでも混み合うので、早めに行き、自由の女神像が見える場所をしっかり確保しましょう。

おすすめは、フェリーからだんだん近づいてくる自由の女神像をじっと眺めていることです。かつて、アメリカへ来た移民たちがまず入港する際、この自由の女神像を見て、新大陸への希望と夢をふくらませて、勇気づけられたそうです。

事実、私は映画『タイタニック』で、大西洋上でタイタニック号が沈没した後、1人救出されたヒロインがタイタニック号の目的地だったニューヨークに到着する直前、自由の女神像の横を通り、茫然と見上げている場面が忘れられません。死んでいった恋人、別れ別れになった家族らと離れ、まさか船が沈没するとは思わず、1人でこの自由の女神像を眺めるとは思いもよらなかったことでしょう。半ばフィクションとはいえ、非常に印象に残ったシーンでした。ほかにも、たくさんの映画にも登場してきました。

自由の女神像の画像は、日本でいくらでも見たという人も多いと思います。しかし、実物にはやはりかないません。思ったよりも大きく、その存在感、自由の女神像を見ると、ニューヨーク、そしてアメリカに来たことを改めて実感できます。

そして、自由の女神像のあるリバティ島に着くと、像の中に入ることもできます。自由の女神像の制作から完成に至るまでの博物館を見学したり、中から外を展望したりすることもできます。しかし、夏のシーズン、アメリカの祝祭日などは、フェリー同様、とにかく早めに行くことをおすすめします。かなり込み合うので、フェリーですら何時間待ち、ということもざらにあります。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。