みんなの五つ星旅行記
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ニューヨーク/「イエローキャブ」で危険とぼったくりを回避する方法

2010/04/03

ニューヨーク

「イエローキャブ」という言葉、ニューヨークに興味があれば、どこかで必ず耳にしたことがあるはず。そう、ニューヨークで走るタクシーのことで、黄色い車体をしていることからこの名称がついています。

日本であまりタクシーに乗らないという人も、ニューヨークでいざタクシーを使うと、とても便利な乗り物であることがあります。もちろん、日中の混雑したマンハッタン島でタクシーに乗っても、どこも渋滞ばかりで目的地になかなかたどりつかないどころか、メーターの料金がどんどん上がっていき、およそ便利な乗り物とはいえません。

しかし、例えば夜、ブロードウェイでミュージカルを鑑賞した後、人気の少ない地下鉄やバスを利用してホテルなどに戻るよりも、タクシーを使ったほうがおすすめです。地下鉄の駅構内や車内をはじめ、劇場から駅、駅からホテルまでの路地で犯罪に遭う確率がぐんと減ります。今でこそ安全性が高まったというニューヨークでも、夜はやはり危険です。また、ブロードウェイ帰りのタクシーは混雑しますので、あらかじめ予約しておくほうが無難です。

そして、タクシーで気をつけたいことで、行き先を告げた際、なかなか英語が通じなかったことがありました。その理由は、タクシーの運転手のほとんどが南米や中東などからの出稼ぎの人々だからで、中にはタクシーの運転手を始めてから間もない人や、ニューヨークの地理にさえ疎い人もいます。その場合に備えて、場所を記した紙を渡したり、地図をこちらから見せたりします。日本のように、言えばどこでも連れて行ってくれるという"殿様気分"で乗ってはいけません。

また、日本人だとぼったくられる、ということもあります。乗った時にまず「ここまでいくらぐらいかかる?」と、あらかじめ聞きましょう。そして、迂回していないか、地図を見ながら確認するのも大事です。マンハッタン島の道路は碁盤の目のようなので、迂回されてもけっこうわかりやすく、怪しいと思ったらすぐジェスチャーでもいいのでアクションを起こすことがトラブルを避けるのに効果的です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。