宮崎旅行記
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日南市の新・ご当地グルメ「カツオ一本釣り炙り重」を味わう

2015/02/09

日南カツオ一本釣り炙り重

日南カツオ一本釣り炙り重

全国的にB級グルメがブームになり、各地で次々とご当地のグルメを発掘、開発がなされ続けています。宮崎のグルメといえば、チキン南蛮や地鶏などがこれまで定番でしたが、日向灘に面した日南市では近年、新たなご当地グルメが誕生しました。

そのご当地グルメとは「日南カツオ一本釣り炙り重」で、日南市内など10ヶ所のレストランや旅館などで味わうことができます。公式ホームページによると、2010年5月にデビューし、もともと「一本釣りカツオ」の水揚げ量の日本一だった日南市が、カツオの刺身やタタキなどの定番の食べ方、郷土料理のカツオ飯に加え、今までになかったまったく新しいカツオ料理を考案したとのことです。

先の記事で紹介した日南市に隣接する南郷市の「港の駅めいつ」のレストランで注文した「日南カツオ一本釣り炙り重」。運ばれてきた御膳には、お重や炭焼き器などのセットになっていたのがまず印象的でした。

カツオの切れ身がいくつかお皿にのっていて、まず「生」の刺身として食べる、次に特製の漬けタレを付けて食べる、さらに自分であぶって食べる・・・まさに一度で三度おいしい、普段はあまり味わうことがないカツオ料理が堪能できて大満足です。

実は、日南カツオ一本釣り炙り重には厳格なルールが存在します。たとえば、日南市で水揚げされた一本釣りカツオを使う、宮崎県産のお米を使う、七輪(木炭)で漬けカツオをあぶってご飯の上にのせて食べる、など。変わったところで、ラーメンの替え玉ならぬ「替え皿」システムもあり、一皿(漬けカツオ約60グラム)で税込350円と決められています。そして、どのお店も一律税込1300円もルールですが、副菜などは店ごとに異なり、「食べ比べ」も楽しそうです。

なお、お土産として「カツオ炙り重せんべい」も置いてありました。持ち帰ることができ、保存も可能なので、宮崎の新土産として誰かにあげても、自分みやげにも良さそうでした。

日南カツオ一本釣り炙り重

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。