みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オランダは「無法地帯」で有名

2010/09/29

オランダ・アムステルダム

オランダ・アムステルダム

オランダがすばらしい国、といわれるのは、建物や運河、花や緑に囲まれている景観の美しさを指しているのだけではありません。

実は、オランダは、麻薬もOK、売春も買春もOKという国です。日本をはじめとした国々からすると、まるで「天国」のような国かもしれません。特に、アムステルダムの「飾り窓地区」は、その世界ではとても有名です。

飾り窓地区は、アムステルダム中央駅から旧教会、ニューマルクトの計量所を抜けたところにあります。「Red Light District」と呼ばれていて、ポルノショップ、ポルノ映画館、セックスミュージアム、ストリップ劇場などが、とても普通にあって、なんとなく違和感を覚えましたが、ほとんどが合法的な施設です。

その中で最も有名なのが、飾り窓です。下着姿の女性たちが、窓際に並んでいます。特に日が暮れて薄暗くなると、赤い光に照らされて何とも妖(あや)しげな感じです。女性たちが窓際で男性と交渉し、その交渉が成立すると窓のカーテンをサッと閉めて仕事をするわけです。

昼間にサッと歩いただけですが、さすがに昼間に営業している下着姿の女性は少ないものの、ゼロではなかったです。いました。もちろん、女性の私には勧誘してくることはありませんし、多少観光客慣れもしているのか、あからさまに嫌がるそぶりを見せることもなかったです。

ただ気になったのが、店の看板で日本語表示がけっこう目についたことです。あぁ、日本人男性もよくここに来ていろいろ利用してるんだな、と感じました。あとで聞いたところ、英語があまり得意でない日本人男性は、飾り窓に立つ売春婦たちの、ぼったくりの格好のターゲットだそうです。

あと、飾り窓は基本、写真を撮影してはいけません。また、治安もあまりよくなく、通りで麻薬の売人が取引しているのも見かけました。特に、深夜になると、アムステルダム随一の危険地帯とのことです。欲望が大事か、命が大事か、日本人男性その辺、くれぐれも肝に銘じて欲しいなとふと、思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。