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「住吉さん」名物の極上どら焼き:大阪

2012/04/06

名物の極上どら焼き

名物の極上どら焼き

どら焼き、大好きです。各地で今までいろいろなどら焼きを食べてきました。その中で特に美味しいとリピーターのように通って食べているのが「喜久寿」のどら焼きです。

喜久寿は、住吉さんで有名な住吉大社の近くにあります。住吉大社と言えば、海の神様、商売繁盛などで大阪では有名で、初詣は大阪で一番多く、毎月1回の「初辰まいり」には商売繁盛を願ってたくさんの人々が訪れます。この初辰まいり、小さな招き猫を1個ずつ集めるのが習慣で、全部集めるのに1年12回、欠かさず通っても12年かかるというもの。そして願いがかなうので特に商売をしている人々は遠方からでも通うようです。

さて、名物のどら焼きですが、こんがりふっくら焼きあがった生地がとにかく美味しい。ほかのどら焼きが食べられなくなるほどのレベルです。そして生地の中にはさまっている大粒のあずきとあんにクリが入っていて、これまた絶品です。門外不出といわれているだけあって、このお店でしか買うことができません。通常、デパ地下の和菓子売り場に並んでいてもおかしくないのですが、その辺り、お店のこだわりでしょうか。

ともあれ、住吉大社のお参りついでにこのどら焼き、超・おすすめです。1個150円。一度食べたらその美味しさはわかります。南海本線住吉大社駅で下車してすぐ、また路面電車の阪堺電車でのんびり"旅"気分を味わいながら同じ住吉大社駅で降りてもいいと思います。

ほかにも、あの浅井三姉妹、豊臣秀吉側室の淀殿が作ったと言われる住吉大社の太鼓橋にちなんだ銘菓「住吉詣」、住吉大社の伝統芸能の1つ"八乙女の神楽"と街道を行く旅人の憩いの場だった茶屋をしのんだ「八乙女舞」「小町茶屋」、さらに商売繁盛の縁起にちなんでつくられた「初辰餅」など、たくさんの上品な和菓子がそろっています。いつもお店に行くたび、どれを買おうか迷うほどで、どれを買っても美味しいです。

住吉菓庵 喜久寿

ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。