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京の茶寮で味わう 噂の「わらびもち」:京都府

2011/08/19

京都「茶寮 宝泉」の本わらび餅

京都「茶寮 宝泉」の本わらび餅

京都「茶寮 宝泉」の本わらび餅

京都にはおいしい和菓子スポットが多い、行くたびにつくづく痛感します。スイーツ全体のレベルの高さでは日本一といってもいいのではないでしょうか。しかも、特におすすめなのがやはり和のスイーツ。

今回、友人のすすめで足を運んだのが「茶寮 宝泉」です。しかも「絶対にわらびもちを食べてね!」と太鼓判を押されるぐらい、わらびもちがおいしいようです。もともとわらびもち好きの自分にとっては、いったいどんなものなのか大いに気になりました。

茶寮 宝泉は、京都の一般的な住宅地の中にあります。ので、場所をなかなか見つけづらい。最初、直販専門の「宝泉」のほうに行ってしまいましたが、近いながらもこことは場所が別。店の人に教えてもらうとほどなくお屋敷のような門構えにのれんが見えてきました。

平日、しかも真夏の昼時だったせいか、お客さんはゼロ。奥の座敷に案内されましたが、1人でぜいたく感タップリです。暑さでかなり疲れていたのもあって、冷房が効いた部屋はとても快適。そして、座布団の上に座ると外にお庭が見えました。これまた絶景といえるほど、美しいお庭。静かな空間の中でしばしのんびりしていたら、わらびもちが運ばれてきました。

そのわらびもち、色が白ではなく黒っぽい。しかも、きなこではなく黒みつをかけて食べます。まず1つ、なにもつけずに食べると、ツルツルですが歯ごたえあってなかなかいい。さらに黒みつをかけてみると、これまた黒いわらびもちとマッチしてすごくおいしい。大量ではないので、1個1個、しっかり味わうようにしていただきました。

またぜひ訪れたい場所ですが、京都によく行く身でもなかなか不便な場所にあります。だからこそ「がんばってここまでやってきた!」というのもプラスして、わらびもちの美味しさとお庭の素晴らしさが格別なのは言うまでもなく。まさに「京の奥座敷」といえるかもしれない、最高の甘味処でした。

茶寮 宝泉(食べログ)

ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。