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「鉄道」で起きるトラブル

2011/04/21

海外での個人旅行の場合、鉄道をよく使うのではないでしょうか。私自身、イタリアやスペイン、オランダ、イギリス、アメリカなど、よく鉄道を使ってきました。

まず、鉄道で起こり得るトラブルが「遅延」です。特に、イタリアの鉄道は本当によく遅れます。30分ほどの遅れはザラです。ただし"ユーロスター"という新幹線は別。聞くところ1時間以上遅れると運賃が戻ってくるそうです。そのユーロスターの運行を最優先させるため、他の"インテルシティ(国内特急)"や"レッジオナーレ(普通)"はどんどん遅れます。

また、海外の駅にはけっこう改札がありません。ので、無賃乗車ができてしまいそうな気もしますが、これは絶対にNGだと思っています。もしバレた場合の罰則がすごく厳しいからです。そして、特急や急行などだと「検札」が必ず回ってきます。

一度、アメリカ・ロサンゼルスの地下鉄で、無賃乗車のホームレスが検札の姿を見て走って逃げるのを、銃を持った警官が追いかける場面に遭遇して、傍から見ていてもかなり怖い思いをしました。正しい運賃を支払いましょう。

一方、これもイタリアで多いのが、出発と到着のホームがしょっちゅう変わること。到着3分前に表示が消えて向こうのホームだとわかった途端、民族大移動のようにいっせいに移動します。また、ホーム番号が直前まで出ないこともしょっちゅう。隣のホームならまだしも、かなり離れたホームだと大きな荷物を持ちながら走らないといけません。本当にイタリアの鉄道は要注意です。

あと、自動改札機に関して、これもおそらく日本が最も優秀な気がします。

例えば、イギリスでちょっと切符が折れただけでまったく受け付けてくれず、改札を出入りするたびに有人の改札でいちいち説明する羽目になりました。また、イタリア・ミラノの地下鉄では、自動改札機はほとんど壊れており、自動券売機も半分が故障中。いまだに有人の切符売り場に並ぶ列が長いのもイタリアなら納得できます。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。