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お腹を壊した時の対処法

2011/03/27

海外で体調にはくれぐれも気をつけていたとしても、お腹を壊してしまう場合があります。その時の対処法をご紹介します。

前述の通り、筆者は中国・大連を初めて訪れた際、見事にお腹を壊しました。原因はおそらくデザートに出たフルーツ類。2泊3日の2日目の夜だったのですが、その夜中から強烈な痛みに苦しんで翌朝、何も食べることができませんでした。

とりあえずその日が帰国日だったので、朝、はいつくばるようにホテルの隣にあったスーパー「マイカル」に向かいました。当初、水を買う予定でしたが、陳列棚でパッと目にしたのは、日本でもおなじみの「ポカリスエット」です。ろくに何も食べられない身としては、見慣れたポカリスエットがどんなにうれしかったか・・・その場で購入してずっと飲んでいました。それでも大連の空港ではベンチに横になって寝ていて、なんとか飛行機に乗ったものの何も食べられず、関空に着いてリムジンバスに乗る頃にはマシになっていました。日本から持参して飲んだ「正露丸」が効いたのかもしれません。

中国以外でお腹を壊した経験は今のところありません。ただ、腹痛薬は毎回必ず日本から持参するようにしています。私が持って行くのは「ビオフェルミン」と「正露丸」です。下痢や便秘程度ならこれまでこれらの薬で対処できてきました。

さらに症状が重い場合、現地で病院に行くことをおすすめします。大都市だと日本語対応の病院も探せばけっこう存在します。ツアーだと添乗員さんや現地ツアーデスクに聞いたり、個人だとネットで調べたりホテルで聞いたり、マイナーな国だと日本大使館に聞いてもいいかもしれません。我慢するとどんどん症状は悪化すると思うので、早めに手を打つのも大事です。

また、現地での薬は、日本人に合う・合わないがあります。日本で見るようなおなじみの薬でも現地の人々の体質に合わせていると思うので、すぐ手を出すのは危険かもしれません。一方で「現地でかかった病気は現地の薬が一番効く」という人もいます。どちらにしても、現地で薬を購入して飲む場合は、現地の事情に詳しい人にしっかりと聞いた方がいいと思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。