不安解決、はじめての海外旅行
不安の多い海外旅行。はじめて訪れる海外でも安心して旅行ができるように役立つ情報を紹介。

食事のマナーや文化について(アジア編)

2011/03/24

食事のマナー(アジア編) 中国・大連

食事のマナー(アジア編) 中国・大連

海外での食事のマナーや文化について、前回は欧米でのケースを紹介しました。今回は、アジアでの場合です。

アジアは、欧米とはまた違います。そして、それぞれの国でそれぞれのルールが存在するといっても決して過言ではありません。

最も典型的な経験をしたのが、中国です。中国は、日本人と風貌が似ていて漢字なので親近感があるかと思うかもしれませんが、まさに"似て非なる国"で食事のマナーや文化もまったく異なります。

まず、中国の食事マナーはお世辞にもいいとは言えません。超高級レストランでは別ですが、大衆食堂などではテーブルが汚れていてもなかなかスタッフが拭きに来なかったり、衛生面もとても良いとは言えずお腹をすぐ壊したり、スタッフの愛想が悪かったり、日本並みのサービスを求めては決していけません。特に、スタッフにはサービス精神というものがないので、呼んでもすぐ来ないことはザラ。こちらがいい加減帰ろうとするとやっと来るといった感じでした。

それでも、中国料理は絶品です。口に合う・合わないはあるものの全体的なクオリティは高いと思います。

それと、中国での「乾杯」は1人1人、乾杯をして歩きました。それぞれグイっと全部飲むのも文化だそうです。

また、世界どの国にもほぼ中華料理店があって、お米が恋しくなると価格も安いので重宝する存在です。なお、海外の中国人が営む中華料理店は、サービスは決して悪くありませんし、味も美味しいですよ。

あと、マレーシアのレストランで食事した時、会計をレジに行って行うのではなく、注文したスタッフが担当するというシステムでした。聞くところ、そのスタッフ自身の売り上げになるシステムだそうです。ので、食事が終わって帰りたいとなると、そのスタッフを呼んでテーブルで精算です。ちなみにこのシステム、イタリアのトラットリアでも同じでした。日本では、ほぼどのレストランでもレジで会計が基本なので、システムを知らないと大変なことになりそうです。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。