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公共交通機関で使えるいろいろなチケット

2011/03/16

海外で公共交通機関を使う際、正規の料金のほか、いろいろな料金やチケットが存在します。

まず、1日フリーで乗り降りできる「1日券」。地下鉄やバスなどでよく見かけます。何度も乗り降りするのならば「1日券」のほうがお得なことがほとんど。いちいち財布からお金を出してキップを買う手間も省けます。また「3日券」「1週間券」などがあることもあります。もしその場所にしばらく滞在して公共交通機関を使うのであれば、ぜひ利用を検討して見る価値ありです。

一方、JR東日本の「Suica」のようなICカードは、海外でも普及しています。中国・北京の地下鉄やイギリス・ロンドンの地下鉄などで見かけました。通常、カードにかかるデポジット料金を支払ってカードに金額をチャージしていく仕組み。1回や2回しかその公共交通機関を利用しないのであればわざわざ持つ必要はありませんが、よく利用するなら持って置いてもいいかもしれません。

ちなみに、ロンドンの地下鉄のICカード「オイスターカード」だと、自動券売機などでキップを買うよりもまったく同じ区間でも料金がとても安いです。日本にあるイギリス大使館などでも事前に購入できますし、ロンドンでは地下鉄での移動はとても便利なので2、3日の滞在でも持っておくのがおすすめです。

さらに、ヨーロッパの「ユーレイルパス」は有名です。ヨーロッパの鉄道の"フリーパス"で、ユーロスターなどの国際列車に乗れる場合も。料金もかなりお得です。ただし、日本を出発する前でしか購入できないので、もし予定があるなら早めに買っておきましょう。

あと、ラッシュ時間帯を除く時刻に運賃が安くなる「オフピークチケット」や同一区間での往復割引は、ロンドン発の鉄道で見かけました。これらのチケット目当てで、19時から安くなる場合、19時まで改札外で並んで19時になった途端になだれ込んできた、という場面に、ロンドンのセント・パンクラス駅で遭遇しました。なかなか初めての国だと知らないかもしれないので、スタッフのいる窓口で聞いてみてもいいかもしれません。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。