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海外で「iPhone」を使う時の注意

2011/03/07

アメリカのアップル社が発売するスマートフォン「iPhone」を持つ人が増えてきた気がします。日本だけでなく、先進国だとほぼどの国でも街のいたるところでiPhoneを使っている人を見かけます。

日本で購入したiPhoneもそのまま海外でもほぼ利用できます。しかし、通常の携帯電話以上に注意しないといけない点がいくつかあります。

数年前だと"海外対応ケータイ"を持ってそのまま海外に出ても、回線形式を手動で切り替えたり、その切り替え方法が上手く行かなくて現地で使えずに日本のカスタマーセンターに思わず国際電話をしたりと、なかなか大変だった経験があります。しかし今、iPhoneをはじめとした携帯電話は、海外に出ても現地に着いた途端、自動的に携帯電話キャリアを検出してつなげてくれるのでとても便利です。

しかし、この自動でつながるシステムは、まず、日本を出発する前に「OFF」にしておかないといけません。なぜなら、勝手に現地でインターネットにつながっていると、高額な金額を請求されることがあるからです。日本で加入するパケットし放題や無料通話分などは海外では基本すべて利用できません。

ただ、iPhoneのソフトバンクモバイルは2010年夏から、海外でいくらネットやメールを使っても1日上限1,980円、というシステムを導入しました。(動画は1日2,980円)おそらくこれまで高額の請求に対するクレームが多かったからでしょう。私も3日間使っただけで2万円以上の請求が来たことがありました。このシステムはとてもありがたいです。

それでも注意しないといけないのが、対象となる国および携帯電話キャリアが決まっていることです。自分が海外でiPhoneを使いたい国が対象かどうか、そして携帯電話キャリアは自動的に検出される会社が海外パケ放題の会社であるとは限りません。対象外の会社にずっとつながっていると今まで同様、高額な請求が来る「パケ死」状態になりかねません。

海外でも日本と同じように使えるiPhone。それだけに海外で使う時にいかに危険か、じっくり調べておくのを強くおすすめします。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。