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ドイツからの飛行機がトラブルで引き返した体験談

2011/02/27

イタリア・ボローニャに向かう際、関西国際空港からドイツ・フランクフルト国際空港を経由してイタリアに向かいました。日本からのフライトはほぼ定刻通り、約2時間のインターバルを経てボローニャ行きの飛行機に乗り込んで飛び立ってからトラブルが起きました。

離陸してから30分ほどでしょうか、私は寝ていたのでよくわかりませんでしたが、ドイツ語でなにやらずっとアナウンスを繰り返しています。窓から眼下を見ても、見慣れないドイツの街しか見てないのでどこを飛んでいるかもわからず、とりあえず様子を見ていたらなんと飛行機が明らかにイタリアではない空港に降り立ったのです。

「ええっ!?」と思って窓の外を見ると「Frankfult(フランクフルト)」との表示が・・・どうしてまたフランクフルトに戻ったのかわけがわからず、隣りに座っていた外国人に英語で、何があったのかと聞くと、どうも飛行機にトラブルが発生して引き返したんだよ、とのことです。そして「キミはボローニャ以降の乗り継ぎはあるかい?」と聞かれ「いや、ボローニャで終わり」と答えると「じゃあ大丈夫だ、たぶん代わりの飛行機はあるよ」と言ってくれ、ひとまず安心しました。

しかし、飛行機が降り立ってすぐ、たくさんの消防車が走ってきて飛行機が動くたびに一緒に取り囲むように移動しているのを見るのは気分がよくありません。しかも、消火ホースが飛行機のほうに向いているのだから、乗客は皆、「早く飛行機から降ろしてくれ」という雰囲気です。やっと広い空港でタラップがかけられ、降りた瞬間は命拾いした気分になりましたが、目的地のボローニャに行かないといけないので気を緩ませるわけにもいかず、人が集まる搭乗口で他の乗客と一緒に状況を聞いてみると「約3時間後に代替機を用意する、予約もそのままで乗れる」と聞き、やっとホッとしました。

お腹が空いたのでフランクフルトで予定外のディナーを食べ、もう一度飛行機乗ってやっとのことでボローニャに到着した時は夜10時前でした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。