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査証(ビザ)について

2011/01/25

短期間の海外旅行をする際、最近は「査証(ビザ)」が不要なケースがほとんどです。有効期限を満たしたパスポートさえあれば、気軽に海外旅行ができるのですから、とてもありがたいことです。しかも、日本のパスポートは海外で「無敵」ですから(信用度が高くて入国審査で引っかかる確率がとても少ない)

しかし、査証(ビザ)がまだ必要な国もいくつかあります。中には、日本人に人気の国もあって、ツアーなら旅行会社から案内を受け取るはずですが、個人旅行の場合は事前にしっかりと知っておかないといけません。

たとえば、オーストラリアは査証(ビザ)が必要です。私は以前、1週間余りの旅行なのにわざわざ大使館に行って申請したことがありましたが、今はシステムが違います。日本を出国する前に観光ETA(ETAS)を登録します。登録すると、3ヶ月以内の滞在が可能になります。登録はインターネット上で、クレジットカード決済で可能です。旅行会社も代理登録してくれますが、手数料を2,000円ほど取られるようです。自分でできるなら節約にもなりますし、不安なら電話などで在日大使館に問い合わせたり、ネットで調べたりするのをおすすめします。

あと、査証(ビザ)が必要な主な国といえば、エジプト(観光査証は30日間有効)、ロシア(申請日から最長30日)、インド(滞在可能日数は入国審査官の判断による)、カンボジア(滞在可能日数30日)、ブラジル(観光査証は90日)など。

一方、ヨーロッパはほぼどの国も査証(ビザ)は必要ありません。アメリカも基本不要ですが、ESTA(電子渡航認証システム)での登録が事前に必要です。インターネット上で登録できます。日本語サイトもあります。

さらに、査証(ビザ)が不要でも、滞在可能日数は国によって違います。たとえば中国のように"一般旅券保持者は15日以内"など、他国に比べて短い場合もありますので注意が必要です。もし社会主義国の中国で期限を忘れて滞在してしまったら・・・と考えるだけで個人的に恐ろしいので、つい忘れがちな査証(ビザ)もしっかり事前に確認を。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。