みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

中国と日本は、とても共通点が多いと思います。

2011/03/29

まず「地理」的に近いです。東京や大阪から北京までだと、飛行機で3時間〜4時間あまりで到着します。そして「言語」はどちらも漢字を使うので、実は日本語と中国語は似ているようで大きく異なるのですが、標識などはなんとなく意味がわかってしまう場合がけっこうあります。さらに「人種」といいますか、髪の色は基本的に黒、肌の色は黄色がかっているので、欧米人たちに比べるととても似ていますね。もちろん「歴史」的にも、すごく昔から日本は中国の影響を大きく受けてきたわけですから。

でも、中国に一歩降り立つと、日本とはまったく違うと思わされることが次々と起こりました。とにかく、まわりを歩いている中国人が日本人ととてもよく似ているため、しかも漢字が四方八方にあふれているため、思わず日本の延長のような形で考えてしまいがちですが、これがまず大きな間違いです。

最初にこれは違うぞと思わされたのが、中国が「共産国家」だということです。空港に飛行機が降り立ち、搭乗口から出て行くと、軍服を着た軍人たちが銃を構えて立っていました。もちろん、こちらが何も犯さない限り、危害を加えてくることなどあり得ないのですが、その威圧感と存在感、日本では見かけない光景にビックリしました。

そして、私が最初に到着した大連の空港そのものが、軍事用としても使われているため、空港での撮影は禁止でした。"もし撮影すると、当局が厳重な処罰を下す・・・"と「地球の歩き方」に載っていたのを見て、さすがにカメラすらカバンから取り出すことなどできませんでした。

さらにはやはり「毛沢東」をはじめとした国、中国共産党などの看板でしょうか。空港を出て街を車で走りだすと、ところどころで「中華人民共和国万歳」的な看板を見かけました。今どき、東アジアでは北朝鮮ぐらいではないかと思っていても、中国でもしっかりまだ残っていましたね。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。