みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オーストラリアで「コアラ」を抱っこした体験談

2010/12/21

一昔前なら、オーストラリアでの定番といえば"コアラを抱っこして記念撮影"だったかもしれません。しかし今では、オーストラリアのどの州でもコアラを抱っこできるとは限らないので、要注意です。

1996年に最初にオーストラリアを訪れた時、コアラを抱っこしたことがあります。クィーンズランド州のブリスベンにある「ローンパイン・コアラサンクチュアリ」です。JTBのツアーに組み込まれていて、ブリスベン国際空港からバスで連れて行ってもらった記憶があります。

団体のツアー客に混じって、屋根のあるコアラの撮影場所に集合させられ、現地ガイドから「コアラは皆さんが考えているよりデリケートな動物なので、くれぐれも注意して・・・」などの説明を聞きました。そして、飼育員に抱かれた1匹のコアラが登場。私たちは、1列に並ばされ、順番にコアラを抱いて記念撮影という段取りでした。

こんな人数、とっかえひっかえ抱かれて、コアラも大変だなぁと思ったのを覚えています。そして、自分の番もやってきて、コアラを抱く・・・というよりは、コアラがすでに抱いている丸太のようなものを抱く、という感じで、さすがに直接はほとんどコアラに触れないようになっていました。それでも本物のコアラは「えっ?こんなに小さくて軽いの?」と思ったほど。そして、写真を撮るとすぐ飼育員に渡して、しばらく経ってポラロイドで撮った写真を渡され、という流れでした。

当時、コアラを抱いて記念撮影は、日本人ツアーのお決まりパターンだった気がします。ただ、まだ当時、10代だった自分ですら、どこか違和感というか、別に2回と抱かなくても十分だなと思いました。

それよりも、この園にたくさんいたさまざまな大きさのコアラを見たことの方がよく覚えています。日本の動物園のように、ガラス張りでも網があるのでもなく、手を伸ばせば届くんじゃないかというほどの解放された空間に、たくさんのコアラ。ちなみに、このローンパイン・コアラサンクチュアリは、オーストラリア随一のコアラ数を誇ります。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。