ドイツのクリスマス・ニューイヤー
ドイツのクリスマス、ニューイヤーの過ごし方やグルメを紹介します。

クリスマスでもソーセージ

2013/11/01

ジュージュー音を立てて焼かれた、ジューシーなソーセージが入ったホットドック。安くて美味しく、ボリューミーなホットドックが食べられるのはやはりドイツならではでしょう。ドイツでは、ソーセージは「Wurst」と呼ばれています。ドイツ人は年中ソーセージを食べています。「ベルギー人はいつもワッフルを食べている」「オランダでは風車を未だに利用している」は嘘ですが「ドイツ人はいつもソーセージを食べている」は本当のことです。

ドイツのクリスマス・マーケットでも、もちろんホットドックが売っています。クリスマス・マーケットのホットドックはまた格別です。焼きたてソーセージがいただけます。マーケットで売られているホットドックのソーセージは、白ソーセージのヴァイス・ヴルスト(WeiBwurst)やチョリソ(Chorizo)など種類があります。ケチャップとマスタードをたっぷりとつけてお召し上がり下さい。

ドイツのホットドックは安く食べ応えがあります。小さな白パンに長いソーセージが挟んであります。バランスがおかしいけれどそれがドイツ流です。

ベルリンにはカレー・ヴルスト(Currywurst)というスペシャルメニューがあります。ソーセージにカレーパウダーが塗してあり独特な味わいです。最近ではベルリンの名物だといわれています。行列ができるおいしいカレー・ヴルスト屋さんがベルリンにはいくつもあります。

カレー・ヴルストもクリスマス・マーケットの出店で売っています。ベルリンのクリスマス・マーケットを訪れた際にはぜひお試しください。カレーパウダーとソーセージ、ピリ辛ケチャップのコンビネーションは抜群です。カレー・ヴルストはビールとの相性がいいです。ホットドックとはひと味違いますよ。クリスマス・マーケットに来たらあれもこれも食べたくなってしまいますが、まずは定番のソーセージとビールでスタートを切るといいかもしれませんね。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。