ドイツのクリスマス・ニューイヤー
ドイツのクリスマス、ニューイヤーの過ごし方やグルメを紹介します。

食い倒れ「クリスマス・マーケット」

2013/10/29

ドイツのクリスマス・マーケットにはおいしい食べ物がたくさんあります。ビールやソーセージはもちろんですが、ドイツの食べ物はそれだけではありません。クリスマスの時期だけ楽しめるドイツ・フードをこちらでチェックしていきましょう。

まずは伝統菓子のシュトーレン(Stollen)です。スーパーでも売っていますが、クリスマス・マーケットのシュトーレンは味が格別なのでお勧めです。シュトーレンは買って来たらすぐには食べないで、しばらく寝かせておきましょう。時間がたつほどに風味が出ると言われています。数週間もつのでお土産にも向いています。

ムッツェン(Muzen)という名前の丸いふんわりとしたレモン・ドーナッツは私の大好物です。一年に一回のクリスマス・マーケットだからといって、ついつい食べ過ぎてしまいます。油で揚げてあり、砂糖がたっぷり振り掛かっています。レモンの香りが爽やかです。ドーナツはあまり好きではない私もムッツェンにハマってしまいました。

ナッツにキャラメルや砂糖が掛けてあるゲブランテ・マンデルン(Gebrannte Mandeln)は大抵どこのクリスマス・マーケットでも見かけます。キャラメルとナッツのこうばしい香りがお店の周りに広がります。アーモンドやマカダミアナッツがお勧めです。

それからクレープもシンプルですが、おいしいので試してみてください。ヘーゼルナッツのペーストのヌテラ(Nutella)味は定番で、他にもチーズやハム、フルーツなどお好みでトッピングできます。

クリスマス・マーケットに行こうと決めたら、レストランの予約は入れなくてもいいでしょう。マーケットで十分お腹いっぱいになります。出店の食べ物でもひとつひとつがドイツ・サイズです。量が多いので足りるかどうかの心配はいりません。マーケットは野外ですが、ホットワインやスープもあり体も温まります。夜のクリスマスマーケットは日中より雰囲気も良いですよ。心もお腹も十分満足します。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。