人生を変える旅をするには
旅行経験豊富なMIKIさんが「人生を変える旅」をするにはどうすれば良いかを紹介します。

日本を思う気持ち

2015/06/17

海外に行くと日本を振り返ることが多くあると思います。短期の海外旅行でも、長期の留学でもそういった瞬間があると思います。日本のこと、日本人のこと、自分の家族や友人のことなど、海外でゆっくりする時間があればいろいろ思い出すことでしょう。昔面白かったことを思い出して笑ってしまったり、悲しかったことを思い出して思わず涙が出て来てしまうこともあるかと思います。

旅をして距離的にも気持ち的にも日本から離れてみると、すべてが客観的に見えるようになります。こんがらがっていた糸がほどけていきます。クリアな思考が手に入り、ポジティブなエネルギーが漲ります。それが旅の気持ち良さでもあります。旅をすると肉体的にとても疲れるはずなのに、なぜか旅の終わりの気持ちだけはすっきりしていることがあります。心がリフレッシュできたためでしょう。「傷心旅行」という言葉があるくらいです。旅の癒しの威力は絶大です。なにかもやもやがあったりしたら、旅行をすることをおすすめします。

心をリフレッシュして思考をクリアにするには、リラックスできる時間が必要で、そのためには、ホテルが素敵だったとか、旅先で新しい友達ができたとか、1人で考えられる時間が多くとれたとか、人によっていろいろ条件が必要かもしれませんが、自分がいた世界からはるか遠くの世界にいる、というだけですでにイライラな気持ちは減少し、体からいろんなものがデトックスされているのを感じます。

日本を飛び出し客観的に母国を見る事で、日本人である自分や日本の問題がよくわかるようになります。もちろん評価出来る面はたくさんありますが、その逆の部分もまたたくさん見えて来ます。若者が海外を経験したほうが良いという意見には賛成です。刺激をうけて自分のアイデンティティが揺らぐ瞬間を若いうちに体験したほうが良いでしょう。大学生が休学をして長期旅行をするのにも賛成です。若いうちにやる気がある人は英語も覚えられるし、経験を積むのは悪い事ではありません。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。