珠海市ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの珠海を紹介します。

青い空と青い海が広がる珠海

2011/01/03

広東省の省都である広州から、南西方面へバスで約150キロ走ると、そこには見渡す限り海が広がっている。 ここは、珠海(ジュカイ)市と言って、中国語では、ジューハイと呼ばれているのですが、え?!中国にこんなキレイな海が??っと、はじめて珠海へ行った私は正直驚きました。

広州から珠海までバスで約2時間ちょっとかかるのですが、車窓から見えた、青い空と青い海にびっくり!2時間前まで、広州のどんよりとした雲空の下にいたことがなんだか嘘のようで、空気もちょっぴり新鮮に感じました。

珠江と南シナ海(中国語:南海)が交わる所として、「珠海」という素敵な名前が付いたようなのですが、本来は中山市の香洲鎮という小さな漁村にすぎなかったものを、深セン市と共に中国で初めて経済特区に指定されて、それからというもの目覚しい発展を遂げて現在に至っています。

珠海は、マカオと隣接しており、陸路上でつながっているので、珠海から中国を出国し、マカオに入国するまで、およそ数十分という距離で国境(本当は国境ではないのですが、今だに国境扱いされています)を渡ることができます。

地図を見ていただければ分かりますが、海を挟んで向かい側にある深センと香港との境界の関係と同じで、また、深センからも香港からも高速船で約1時間ちょっとで珠海へ渡ることもできますので、もし深セン・香港側から珠海・マカオ方面に行くのであれば、フェリーの方が断然早いです。 もし、これが陸路で渡るとなると、広州方面へ一旦戻る破目になってしまいますので、バスの場合だと深センから珠海まで約5時間くらいかかってしまいます。

珠海の気候は、亜熱帯気候に属しており、年間の平均気温が約22.5度と比較的に暖かく、夏が長くて、冬が短いことから最近では、大規模なリゾート開発が珠海で進められており、中国国内からの観光客もたくさん来ています。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」