上海ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの上海を紹介します。

旅の醍醐味、上海にあり!

2010/12/07

上海老街の門

上海老街の門

南翔饅頭店:小龍包を蒸しているところ

南翔饅頭店:小龍包を蒸しているところ

16個入りで12元(約180円)

16個入りで12元(約180円)

近代上海をシンボルとする、上海最大観光スポット外灘そばにある豫園(よえん)地区も上海の名所の一つとなっています。上海老街の門をくぐると、歴史的な古い街が目の前に広がり、先ほどまで眺めていた近代的な景色が嘘のよう。

上海の歴史は約700年と言われており、それほどまでに古くはないものの、お土産屋、骨董品店、貴金属店、金銀細工店、茶屋、商店等の古い小さな店舗が連なっており、上海の独特な風情を肌で感じることができます。

散策していると、先手の方に豫園商城センター広場が見えてくるのですが、ここは、さまざまな人種の観光客で賑わっており、あちこちお店を見て周ってみるだけで楽しいもので、お土産など値切れば安くしてくれますので、「ノン・ピエンイー・ディエン・マ?」(安くしてもらえますか?)っと言って交渉してみては?

さらに進んでいくと、今度は九曲橋と言って、上から見れば字のごとく階段状に9つにカクカクと曲がりくねった橋があるのですが、そこに上海小龍包の老舗「南翔饅頭店」があります。何だか日本にもありそうなお饅頭屋の名前っぽいですが、お饅頭ではなくて小龍包で、豫園に1900年に創業して以来、上海の中でも今最も名の知れているお店だとか。
いつもすっご〜い行列だとかで、行ってみると・・・・
確かにすごい行列が・・・・
お持ち帰り用の場合は、16個入りで12元(約180円)なのですが、2階で食べるとその倍、そして3階で食べるとさらに倍と、上階に行くほど高めに料金が設定されており、もちろん味にも違いがあり、3階では、フカヒレやカニ肉入りの小龍包が食べることができます。ちなみにフカヒレ入り小龍包は、お値段6個入りで90元(約1350円)とお持ち帰り用の小龍包の約7.5倍!しかし、そこに座るまでもがすごい行列だったので、私はお持ち帰り用の方が早いと思い待つ事40分。(相変わらず中国人の割り込みがひどい・・・)蒸したてできあがりのホクホクの小龍包を、せっかく40分も並んだのだからっと16個入りを2つオーダーし32個も・・・・軽くぺろっと一人で食べてしまったのですが、ジューシーでとてもおいしかったです。
シ・ア・ワ・セ〜!
しかもお持ち帰り用の袋を見てびっくり!日本にも支店があったなんて!!
しかしながら、本場上海で食べることこそが旅の醍醐味であると私は思います。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」