中国ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

気になる中国のトイレ事情

2010/11/26

今までさんざん中国での生活について書いてきましたが、最後に知っておいてもらいたい中国のトイレ事情についてお話したいと思いますので、お食事前の方はお食事が終わられてから読まれて下さい。中国には日本のようにあちこちにトイレがありません。なので、突然トイレに行きたいと言われても、すぐに見つけることはできませんので、トイレを見かけるたびに行っておくことをおすすめいたします。最近では、ちゃんとドアも付いていて安心なのですが、トイレのドアの鍵が壊れているものがほとんどなので、突然誰かが開けてしまうことがよくあります。中国のトイレには日本同様和式と様式の2種類のトイレがあるのですが、和式のトイレの仕方は、日本のように壁向きではなくドア向きに座って用を足します。以前、熊本に旅行しに行った時のこと、中国人観光客が多いのか日本のトイレに中国語で注意書きが貼ってあったのですが、「ちゃんと壁向きにトイレをして下さい」と絵と一緒に書いてあり爆笑してしまいました。

もし日本方式でトイレをしていて、突然開けられたら、みなさんの後ろ姿が丸見えな状態で、ドアが開くのを防ぐことができません。なのでここはひとつ中国では、中国方式でするようにしてください。次にちり紙やトイレットペーパーは流さないで、備え付けてあるバケツかゴミかごに入れなければなりません。たとえそれが大の場合でもです。中国では、人の尿や便を肥料として使っているため、紙類を流してはいけないとは言っていますが、ペーパーの質が悪くて流れずに詰まってしまいます。日本のペーパーは、古紙を再生しているため、やわらかく、水にも溶けやすいのですが、中国のトイレットペーパーは、質が悪く硬くて流れません。そして水を流す際は、できるだけ足で押すように!手で押す人はまずいないでしょうから・・・・次に、洋式のトイレの場合ですが、便座に太ももをつけてトイレをするのだけはやめておいた方がいいです。中国では、便座の上に土足のまま乗っかってトイレをするため、便座が汚れていて黒くなっているのを良く見かけます。それが、5スターホテルのトイレでもされているのが、非常に腹立たしく思うのですが、とにかく便座にはノータッチで中腰でするのが基本で、できるだけ洋式を選ばずに和式を選ぶようにしましょう。

当然のことながら、ウォシュレットなどそんなものはどこを探してもございません!また、地方に行くと、ドアもなければ、汚いトイレがほとんどで、ただ溝があるだけで、水も流れない所もあります。私はもうすっかり慣れてしまって、このくらいへのかっぱなのですが、まだここでは書けないようなひどいトイレもあります。なので、私は極力水分を取らないようにしていました。また、レストランなんかでは、男女共通のトイレがほとんどで、嫌な思いをすることもしばしばあります。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」