北京ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの北京を紹介します。

伝統的で本格的!正真正銘の北京ダックと言えばココ!!

2010/12/05

北京料理の中で、いや、中華料理の中で最も美味しい食べ物は、北京ダックであると言っても過言ではない。 って胸を張って言えるほど北京ダックは、絶品な料理なのですが、そもそも北京ダックとは何かみなさんはご存知でしょうか?

「北京に来たら、やっぱり北京ダックだよね〜!」っと、今では合言葉のように言われていますが、実は、恥ずかしながら、北京ダックのことをてっきり鴨のことだとばかり思っていました。
それが、まさか「アヒル」だったなんて・・・・
(アヒルも鴨も英語ではDuckと言います)

アヒルの肉よりも鴨の肉の方が何だか高級に思えるし、色的にも鴨やろ!って思い込んでいたのですが、北京ダックは普通のその辺にいるアヒルとは違っており、美味しくなるようにとわざと太らせ、人の手によって飼育されたアヒルのことを言います。

また、北京ダックは、ツヤツヤしたジューシーなアヒルの皮を、小麦粉で作られた皮(荷葉餅(ホーイエビン)或は、薄餅(バオビン)と言います)の中に葱やきゅうり、甜麺醤(テンメンジャンと言って味噌ダレのようなもの)と一緒に巻いた高級感溢れる食べ方もあれば、皮と肉をパクッと一緒に食べる食べ方もあります。

日本では北京ダックと言えば、皮を巻いた料理であり、残りのお肉は食べれないの?と誤解されている人もいるようですが、もちろんお肉も大変柔らかく美味しく食べれます。 そのために人工的に飼育されているんですからね〜
皮だけを食べるとジュワ〜っと脂が出てきて、何とも言えない、アヒルの皮とは思えない風味が口の中いっぱいに広がるのですが、脂味がかなり濃厚になってしまうため、いろんなものと一緒に巻いて食べるようになったのかもしれません。

北京で食べるおすすめ北京ダックは、巷でも有名な「全聚徳」(ゼンジュトク)レストランで、1864年に創業して以来北京ダックの老舗として知られています。 北京ダック一羽100元〜150元(約1500円〜2250円)くらいで食べれますし、たくさんの外国人観光客もいれば、日本人もご用達のレストランですので安心してご利用できるかと思います。是非北京に来られた際に立ち寄って見られて下さい。

全聚徳レストラン情報:
本店:王府井府園胡同9号(010-65253310)
ウェブサイト(中国語)
ウェブサイト(英語)

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」