旦那様はオーストラリア人
中国系オーストラリア人の旦那様と結婚したlicaさんの面白い話。

オーストラリア人のダンナとのコミュニケーション

2010/09/29

私の母国語は日本語で、ジョンソンの母国語は広東語であるので、共通語となる英語でお互いに2ヶ国語目同士でコミュニケーションをとっています。

ジョンソンは、すでに20年以上オーストラリアで生活しているので、英語は全く問題はないのですが、出合った当時の私はほとんど英語が話せなかったので会話(特にヒアリング)をするのに苦労したものです。

いつもデートの際には、片手に辞書を持ち歩いていたのですが、(全く色気なし!)たまに役立つのが漢字!たとえば、温泉という英語の単語がわからなかった時、「温泉」(中国語でも温泉と書くようで、漢字の名前のものは日本語のまま書けば通じることもあります)と紙に書くと、英語では「Hot Spring」(ホット・スプリング)と言うんだよっと教えてくれるわけで、まるで英語の先生のようでもあり、これがもし中国系の人でなかったらこうはいきませんよね。

ちょっと古いが、「山口百恵」と書けば「あ〜知ってる!中国でも有名だよ!」っという話に繋がっていくのですが、「Do You Know Momoe Yamaguchi?」(山口百恵を知ってますか?)っと普通に聞けば、「Who??」(誰?)ということになるであろう。

ある日、パブのカウンターで2人で九州の「熊本」について話をしていたのですが、「KUMAMOTO」は覚えにくいからと、「ベアー(熊)ブック(本)」で覚え、「今度ベアーブックに行ってみたいな〜」っとジョンソン、「ベアーブックには温泉がたくさんあって、特に馬刺しは最高だよ!」っと私。「え〜?!!ベアーブックにはホース(馬)の刺身があるの?」っと我々の何ともヘンテコリンな会話が聞こえていたのか、隣の席にいたオージーから、「一体キミ達は何語で話をしているのか?」っと聞かれたこともあったくらい。

これは実際に経験したから言えることなのですが、もし英語を早く簡単に学びたいと思うのであれば、外国人のボーイフレンド(ガールフレンド)をつくれば確実に英語力は伸びます!と言っても、日本語をペラペラに話す外国人だと意味がありませんが・・・

また、私だけではなく、ジョンソンも同様にきっと私とのコミュニケーションに苦労したことだと思います。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」