旦那様はオーストラリア人
中国系オーストラリア人の旦那様と結婚したlicaさんの面白い話。

オーストラリア人のダンナとの運命的な出合い

2010/09/25

日本人である私とオーストラリア人であるダンナとの出合いは、かれこれもう10年以上も前にさかのぼるのですが、私がワーキングホリデービザでオーストラリア(シドニー)に渡って数ヶ月経った時のことです。

シドニー市内にある日本食レストランでアルバイトをしていたのですが、レストランには野菜類や、海鮮類、肉類、日本から輸入されている食材類などの配達業者が毎日のように出入りしており、その中にいつも元気よく「ハロー!」っと挨拶してくる一人の青年(当時)がいました。

とにかく毎回会う度にニコニコ笑顔で声をかけてくるのですが、ある日その青年に週末はいつも何をしているのか?っと聞かれ、当時英語が話せなかった私は、ただ「BUSY!」(忙しい!)とだけしか言えず、家の電話番号を聞かれた時は、仕事中にナンパするなんて、いつもヘラヘラ笑っているし、何ちゅうプレイボーイだ!っと、ずっと「BUSY!」の一言で通していました。

まさかそのプレイボーイが未来のダンナ様になるなんて、もちろんこの時は思ってもみなかったことであり、今振り返って想い出してみるとこの出合いは私にとっては運命的なものであり、私の人生を大きく変えた出合いとなりました。

当時、私は週末に友人達と体育館を借りてバスケットボールをしていたのですが、しつこくデートに誘ってくるそのプレイボーイも自分もバスケをやっていたと、是非仲間に入れてくれと言ってきたので、では!試合に勝ったらね!っということで、試合をしたところ・・・ 驚愕!文句なしの上手さで、バスケの上手さ以外にも私の友人や対戦相手の方々への気配りや、周りを明るくさせるようなオーラが漂っていて、そんな彼の姿を見て、へ?!これがいつも配達にやってくるプレイボーイか?!こいつ只者ではないぞ!っと、彼は私が思っていたようなプレイボーイではなく、オーストラリア人特有のただのフレンドリーな人なのだとその時からだんだん気づきはじめました。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」