教えて!オーストラリアの魅力
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

オーストラリアのディスコ事情

2010/09/30

ストリップやディスコなどナイトクラブが立ち並ぶキングスクロスの繁華街

ストリップやディスコなどナイトクラブが立ち並ぶキングスクロスの繁華街

世界のいろんな人達と触れ合うチャンス!
オーストラリアのシドニーに住み始めた頃はまだ私も若かったもので、お酒が大好きな私は毎晩のようにパブ(PUB)に通ってビールを飲んでいたものです。パブ(Public House の略語)というのはバー(BAR)のようなまったりとしているような所ではなく、ローカルの人が集まりガヤガヤうるさいのが特徴で、カウンターまで自分で酒を買いに行くシステム。週末ともなるとテーブルやイスを確保するのも難しいくらいパブには人が多く集まり、夜も更けるとガンガン音楽(DJ)が流れ出しディスコへと変身します。

お酒も入ってくると自然と踊り出したくなるもので、片手にグラスを持って踊っている人もいれば、恋人と抱き合って踊っている人もいるし、ダンサーのように上手く踊っている人など価値観なくみんな楽しく踊っています。私はダンスが好きでシドニーでダンス・スクールに通っていたこともあるのですが、特にトランス系のガンガンしたリズムが大好きで、それが流れ出し踊り場に出て行こうとすると、一緒に行ったオージーの友人から飲み干して踊りに行くか、グラスを持ったまま踊りに行くか、どっちかにした方がいいと言われました。

「なぜ?」っと聞くと、こういった場所ではよく睡眠薬のような変な薬をグラスの中に入れられる事があるとかで、それを知らず飲んだ人が被害にあうといった事件が多くあるそうです。お〜怖!もちろんその場で飲み干した私は一気に気分がよくなり我を忘れるくらい踊っていたのですが、シドニーのディスコでは、隣同士で踊っている人などあやゆる人が「楽しんでる?」という具合に声をかけてきます。いわゆるナンパというやつですが・・・

シドニーではたまに有名DJを招いての大規模なトランスパーティーなるものがあります。有料(日本円で約2500円くらい)なのですが、大きな会場の中には、これまたたくさんの会場部屋が用意されていて、それぞれの部屋ではDJがレコードを回していて、メイン会場には溢れんばかりの人だかり!とにかく熱気やら活気やらがすごくて、快感に浸って無我夢中に踊っている人、気が狂ったような踊りをしている人もいれば、自分の魂が外に出てしまっているようなエクスタシーを感じている人、白人、黒人、アジア人、ゲイ、レズビアン関係なく世界のいろんな人達が一体となってガンガン踊っていて、そんな楽しい雰囲気に包まれながら朝まで踊りまくっていました。昔の話ですが・・・

滞在期間:オーストラリア在住5年(2000年〜2004年)

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」