運の良かった話
ありえない…運の良かった話を紹介します。

犬を助けたお礼が

2014/01/15

数年前の話ですが、こんなことってあるんだ〜という運の良い話があります。その日は遠出をしてドライブデートを楽しんでいました。お目当てのお店にランチを食べに行こうとしていたのですが、ちょっと道に迷ってしまい住宅街をさまよっていました。すると犬が道の横でうずくまっているのを発見。いっけんしんでいるようでしたが、お腹が波打っていたので、生きてるんだと思い近づくとかなり辛そうな息遣い。大型犬だった単に動かすこともできず、悩んだ挙句私は飼い主探し。一緒にいた彼には動物病院探しをしてもらうことに。

辺りを見回したけど、飼い主の姿もありません。このまま放置してしまおうかと一瞬思いましたが、すぐにかわいそうな犬の様子が頭をよぎり、近所の住民の人たちに聞いて回ることに。何軒の家を回っていると一軒の豪邸の家で飼われている犬だと判明。すぐに飼い主に犬の状態を伝えるため、教えられた豪邸を訪ねた時にかなりの衝撃を受けました。通常の家ではなかったんです。防犯対策なのかカメラが何台もあり、どこか通常ではない雰囲気。やばいな、と思いつつもインターフォンを押して詳細に犬のことを伝えました。すると出てきたのは年配の女性とともに若い衆の人たち。あーやっぱり、と思いながらも犬が倒れている場所へ案内。犬が逃げ出したことに気づかなかったようでかなり若い衆の人は叱られていました。私と彼は豪邸へと招き入れられ、年配の女性から何度もお礼の言葉が。そのうち奥に入って行ったと思ったら厚い封筒を手渡されました。厳禁だとすぐに直感。受け取れないと断ると物なら受け取れるだろうと洋酒をもらいました。その洋酒を調べてみると何十万円もするものでした。他人に良いことをしてここまでのお礼をしてもらったのはこれが一番高額ですね。本当に驚くことばかりでした。

あとで判明したのですが犬は食中毒を起こしていたようです。大事に至らなくて良かった。

ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。