こだわりワイン
ワインのうんちくからワインにあう料理まで。ワインの魅力を紹介します。

ワインの保存方法について

2010/04/17

ワイン

ワインセラーで保管中のワイン。一定の温度と湿度を保っています。

ワインを快適な眠りに誘う環境とは?
自宅でワインを保存するとき、どこにどうやって保存すればいいのかと悩んでいる人も多いようです。上手にワインを保存するために、ワインがどういった環境が苦手なのかを知っておくと、とても便利です。ワインは温度変化の激しい場所や、直射日光が当たる場所が苦手で、振動を受けることも嫌います。そう考えると、温度が比較的安定し、直射日光が当たらない場所がワインの保存場所に適しているといえます。

この2つの条件を満たす場所として冷蔵庫を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか?

ところが冷蔵庫にはコンプレッサーが内蔵されているため、ワインが苦手とする振動を受けることになってしまいます。もちろん、短期間の保存であれば、冷蔵庫でも問題ありませんが、長期間保存する場合には、冷蔵庫の振動はワインの保存には向かないといわれています。

それでは、ワインを保存するには、どういった場所を選べばいいのでしょうか?

家の中で、温度が比較的安定し、直射日光が当たらない場所として、おすすめなのが押入れといわれています。ワインを保存するには適度な湿度も必要になりますから、押入れやクローゼット、床下収納のような場所が条件に近いといえます。ここでちょっと問題になるのが、日本には四季があり、一年の温度変化が激しいということです。そのため、できればエアコンがある部屋がおすすめで、特に夏場の高温を避けるようにすることが、いい状態でワインを保存するためには重要なポイントになります。また、保存するときにワインを新聞紙で包むとより温度や湿度が安定するといわれています。

ワインの保存に湿度が必要な理由として、ワインは酸化すると味が落ちるということがあげられます。

コルクで栓をしているのにどうして?と不思議に思う人も多いと思いますが、湿度が低いと乾燥しやすいため、コルクが乾燥して劣化することで、ワインのボトルの中に空気が入り込みやすくなってしまうのです。

最近は家庭用のワインセラーや、1本から数本用の小型のワインセラーも販売されていますから、ベストな状態で保存したいという人は、セラーをチェックしてみるのもおすすめです。

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ライタープロフィール

甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。