セブ島移住の10ヶ条
短期滞在、長期滞在、生活について、食事事情、おすすめスポットなどセブ島移住の10ヶ条を紹介します。

セブ島移住のお勧めスポット

2013/08/07

セブ島移住のお勧めスポットは、一人暮らし・日本人夫婦・そして子供が同伴する場合に違いがあります。私の独断と偏見で其々のパターン別に就いて紹介いたします。

一人暮らしの場合私の行きつけのレストランで、海を眺めながらビールを飲んでいると日本人に良く出会います。殆どが独身の年配者で、早期リタイアしている方が多いのです。会社のIT化や英語の使用などに就いていけず、早期退職した方がいました。大阪の方で退社とともに熟年離婚したそうです。

短パンに雪駄?そしてTシャツでなく肌着?さらに首にタオルを巻いています。外国人専用のリッチなレストランには不向きなファッションですが、本人は気にしていません。昼間からビールを3本4本と飲み続け、夕方まで座っています。声が大きく、片手に辞書を持ちながらウエイトレスと会話をしていますが、ウエイトレスをホステスと勘違いしている態度でした。

彼が「ホテルは高い!どこか安い借家はあらへんやろか?」と聞くので「独身でネオンが恋しいならば、都会から30分圏内が良いのでは?」とアドバイスしました。彼が借りたのは、ダウンタウンからトライシケルで20分ほどの海辺の漁師村でした。しかし、直ぐに住民とトラブルを引き起こしました。ガサツな性格は別にして、独身者で酒スキ、地元の女性にチョッカイをだしたそうです。暫く姿を見かけなくなり、半年後にレストランで再会しました。若い女性と一緒で話を聞くと、女子大生で妊娠したから結婚したそうです。彼は現在、100平米7万ペソ(14万円)の土地を購入し、5万ペソの予算で新居を建てています。独身者は、何処に住んでも構わないと思いました。

日本人夫婦で移住する場合は、大まかに都会か田舎か、そして海か山かを決めておきましょう。夫婦で都会に移住しても、日本と余り変らない生活になります。夫婦で移住する方達は、年金や生活資金をしっかり確保し、計画性を持っている場合があります。私の知り合いで一番多いのは、都会から1時間範囲内の海辺に300平米から1000平米の土地をリースし自宅を建てている方達です。奥様の家事をリタイアさせる為にメイドを雇い、買い物用に運転手を雇っています。メイドと運転手あわせて、月額6500ペソ(13000円)です。

セブ市の対岸にあるリロアンやマクタン島のリゾート近辺などがお勧めです。手付かずの自然が残っており、ダウンタウンまで1時間も掛かりません。自宅の傍にリゾートがあれば、入場料だけでリゾートの施設を利用する事もできます。

セブ島から離れますが、フェリーで2時間のボホール島もお勧めスポットです。移住に当たって子供が同伴する場合は、歩いて通学できるエリアがお勧めです。セブ市ならば、アップタウンのコンドミニアムが2DKで1万5千円から借りられます。

セブ島エリアに属するネグロス島もお勧めスポットです。フィリピン唯一の学園都市で、ネグロス州の州都になっています。州都の半分以上が学校の敷地になっており、治安がよく物価が安く、シティから30分行くと手付かずの自然があります。

マニラや、セブから子供の為に引っ越してきた日本人移住者も多く人口8万人の内2万人が外国人で、違和感無く溶け込めます。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。