セブ島で危険を回避する10ヶ条
空港での注意点、両替での注意点、ホテルでの注意点、トラブルを起こした時の注意点、などセブ島で危険を回避する10ヶ条を紹介します。

セブ島 外出での注意点 狂犬病・デング熱

2013/06/12

セブ島でショッピングや市内見学を楽しむ場合は、服装と持ち物の他にデング熱や狂犬病にも注意が必要です。

服装は、なるべく現地人と違和感の無い服装にしましょう。基本的にはデニムにTシャツ、そしてスニーカーがベストです。履物はサンダルでも構いませんが、場所によって入場できない事があります。サンダルはソックスを履いていればOKの場所も有ります。日中の日差しは厳しく、曇っていても紫外線をかなり浴びる事があります。帽子を着用し日焼け止めクリークを塗っておきましょう。

ショッピングセンターの中は肌寒いほどクーラーが効いています。長袖のシャツを1枚用意しておくと便利で、私はショルダーに引っ掛けています。

セブ島は、蚊によるデング熱を発症する場合があります。デング熱は現地で「デンゲ」と呼ばれ、熱帯シマ蚊により媒介されます。現在有効なワクチンはなく、唯一の予防法は蚊に刺されない事です。セブに行くと、暑いのに長袖のシャツやパーカーを羽織っている人を沢山見かけます。これは、熱帯シマ蚊に注されるのを防ぐためです。

熱帯シマ蚊は昼間に活動するので注意が必要です。デング熱は、発症すると風邪のような表情を見せますが、体温が1日おきに上下する特徴があります。デング熱に2度3度かかると「デング出血熱」になり死に至りますから、普通の風邪と違う?刺された跡がある場合は、直ぐに病院へ行きましょう。娘が通ようハイスクールでも年間数十人がデング熱にかかります。

セブ島には放し飼いの犬が沢山いて、恐怖を感じた旅行者も多いと思います。セブ島の犬はビサヤ犬といって、気が弱く滅多に危害を加える事がありません。尻尾をお尻に引っ込めている時は、人間を怖がっている証です。人前でお腹を見せる時は、絶対服従を誓っている証なのです。しかし、飼い主の義務とされている狂犬病の注射を殆ど行っていません。狂犬病は、発症すると治療方法がなく100%死に至ります。犬に咬まれたり、引っかかれたりしたら、直ぐに炭酸や水で傷口を洗い流し消毒をして病院にいきます。

発症前にワクチンを4回注射し、抗体の注射が必要になります。我が家の近所で犬に咬まれた家族は、貧乏でしたがあっちこっちから借金をして治療しました。考えている時間的な余裕が無いのです。4回のワクチンが1000ペソ、抗体の注射が10000ペソ掛かります。背中が禿げて皮膚がむき出しになっている犬、ヨダレをこぼしている犬、凶暴にほえまくる犬は危険です。外出時の歩行移動は極力避けて狂犬病対策!昼は長袖のシャツとジーンズで蚊よけ対策!普通の犬は子供が石を投げただけで逃げていきます♪

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。