ちょっとした幸せ
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わたしの幸せの掴み方

2010/07/19

製薬会社で品質管理の仕事をしていた頃、毎日仕事に追われているうちに私は、いつの間にか心の余裕を無くしてしまっていました。決して、その仕事が嫌いというわけではなく、むしろ好きでしたが、いつもぼんやりとした将来への不安があり先輩と、いつまでこんな日々が続くのだろうと語り合うときもしばしばでした。

そんなわたしにも転機が訪れ、ずっと遠距離恋愛をしていた彼と結婚することが決まったのです。結婚を機に寿退社した私は専業主婦になり、新しい生活を東京で始めました。

新しい生活は最初は不安だらけでしたが、実際は、楽しいこととか、なんだか幸せだなと思えるほうが多いことに気がついたのです。最初は、新婚生活だから楽しいのかと思っていましたが、そうではないことにやっと気がつきました。新しい生活になってからストレスが激減し、心にゆとりが生まれたからだと。心にゆとりが生まれると、晴れた青い空を見上げたりだとか、夕飯が美味しかっただとか、とっても些細で何気ないことにも幸せを見つけられる余裕が生まれるんだということに。

仕事の文句だとかうまく仕事が出来ない自分に嫌気が差していたときは、なんだか、負の連鎖が起きているかのごとく楽しいと思えることが少なかったのに、ゆとりが出来て、自分の気持ちを素直に見れるようになってからは、全てにおいて前向きに物事を考えれるようになり、失敗しても次があるさと、気楽になったし、そのせいか良いことも楽しいこともどんどん自分に集まってくるような気がします。

前の私は、簡単なことにすら気がつける余裕が無かったけれど、今は、その事に気が付けたからきっとこれからも心のゆとりさえ忘れなければいつだって、どんなときだって幸せはいくつも転がっている。ならば、その落ちている幸せを拾い上げていきたいです。

大きい幸せはお金をかけないと出来ないこともあるけれど、ちっちゃい幸せぐらいなら、お金はかからないし、時間もいらない、ただ、気持ち次第で幸せを掴めるのなら掴んでいったほうが人生お得な気がします。

ライタープロフィール

ヒットさん/女性/年齢:20代/東京都在住、ウインタースポーツ・モータースポーツが好きな20代女子です。粉物の食べ物や、スイーツが好きで良く食べに行きます。お酒にも目がないのでいろんな銘柄・種類に挑戦中です。