葬儀会社の選び方
人間いつかは亡くなります。亡くなればお葬式をしなくてはいけません。「良い葬儀会社か見極めるポイント」「私が体験した良い葬儀会社」「失敗例から学ぶ葬儀会社の選び方とは」など困らないための葬儀会社の選び方を紹介します。

HPや広告には騙されてはいけない葬儀社選び

2013/07/10

「宗教・宗派問わず対応出来ます」「葬祭ディレクターが多数居ます」といった事をHPや広告などに書かれている葬儀会社などをよく見かけますが、正直あまりあてにはならないと思います。確かに宗教や宗派によってお葬式が違うので柔軟に対応してくれる葬儀会社はありがたいですが、その地域によってお葬式のやり方も違いますし作法も変わってくるので、一概に安心出来るとは言えないでしょう。

また「葬祭ディレクター」という資格を持っている方が多数居るという事は素晴らしい事ですが、葬祭ディレクターがすごいのか?と聞かれたら正直微妙です。この葬祭ディレクターとは民間の資格なのですが1級、2級と分かれており、全国で2万人以上の方が取得されている資格でもあります。2級レベルでは個人葬を行えるレベルですが、1級レベルになると社葬まで行えるレベルになっており、資格所有者が居る事で充実した葬儀を行ってくれるようです。

一見、「葬祭ディレクター1級所持者」と聞くとスペシャリストできちんとした仕事をしてくれるのでは?と思ってしまいますが、この資格は持っていなくても葬儀を行う事が出来ますし、資格所有者が居ない葬儀会社だからといって悪い葬儀会社とも言えません。確かに持っていない人よりも持っている人の方が知識が豊富かもしれませんが、自分の家を担当してくださる方が資格取得者でなければ意味もありませんし、葬祭ディレクターの資格所持者だと記載しているのも人も少ないようなので、誰が持っているのか判らない事が多いようです。

電気屋さんで電化製品を購入する際には色々リサーチして購入する人は多いと思いますが、葬儀会社を選ぶ際には結構簡単に選んでしまう方も多いのではないのでしょうか?葬儀会社も電化製品と同じで、どんなに高機能の性能でもすぐに壊れてしまったり、評判が悪く、メーカーのアフターフォローが最悪であれば購入したくなくなりますよね。それと同じで葬儀会社を選ぶ際には、資格所持者や売り文句に騙されず、近所の評判や実際に葬儀会社を訪れるなどしてから依頼する事が重要だと言えるでしょう。

関連記事
ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。