覆面調査の実態
「覆面調査員になるには?」「覆面調査員のお給料は?」「覆面調査ではどんな事をするの?」「覆面調査で必須アイテム」など覆面調査員体験記を紹介します。

覆面調査で求められる事

2013/11/25

覆面調査では何より秘密が重要視されます。「私実は○○店の調査に今日行くんだけど」や「私は過去に○○店の調査を行った」など話してはいけないと言われています。人間の心理としては秘密な事ほど人に話したいですし、覆面調査って何だか神秘的な仕事なので人に話したくなっちゃいますよね。最近ではツイッターで「私今から○○のお店の調査に行って来ます」という書き込みを見た時には、最近はモラルが下がったな・・・と感じる事があります。

またツイッターだけならいいのですが、ブログで覆面調査の事を自慢している方がおりびっくりした事がありました。そのブログでは私が利用している調査会社の事が書かれており、調査項目から調査内容まで書かれていました。覆面調査員になるにはくどいほど匿名性を重視するように言われており、試験でもしつこいくらいに言われました。

私は覆面調査員に誇りを思っていたので調査会社にこの事を通報してその記事を消させましたが、本当に迷惑な話です。最近はこういった方が増えてきたことにより他の調査員にもシワ寄せが来ています。もし情報がばれたら場合には今後お仕事を貰う事が出来なくなったり、調査員の任期が決められるなど最近厳しくなってきました。

確かに覆面調査員に選ばれると自分が偉くなった気持ちになり、誰かに誇示したくなる気持ちも判らないでもありません。私も以前、悪い点を指摘した所、後日行くと接客態度などが改善されており優越感に浸った事もありますが、人に自慢してはいけない事だと思います。覆面調査員をやっている事は公表しても具体的なお店を上げた時点で公平な評価にはならないので、口が裂けても言ってはいけない事だと感じています。

ちなみにこの覆面調査は家族の人間にも話してはいけないとされており、使った調査書もすぐにシュレッターに入れなくてはいけず、調査が終わったらパソコンの履歴なども消すようにしている調査会社もあり、何よりも人にばれない事が重要だとされています。

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ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。