家庭菜園のすすめ
家庭菜園の面白さ、土作り、肥料、土地の有効利用、害虫駆除、役立つ道具など、農業経験者の秋山さんが家庭菜園の魅力を紹介します。

無農薬やさいを目指そう

2013/10/20

自分で野菜を作るなら是非、無農薬野菜を目指しましょう。少量の野菜を作るなら無農薬野菜も簡単ですし、初心者の方でも始める事が出来るのでお勧めです。

通常畑で大量に野菜を作る際には、無農薬で栽培する事が難しく農薬を使ってしまいます。無農薬野菜は手間がかかり、コストもかかるので、無農薬野菜は貴重だと思います。少量の野菜でしたらそんなに手間もかからないので、家庭菜園には無農薬野菜が向いています。

無農薬で栽培する為には自分で殺虫剤を作る必要があります。アブラムシに効果のある殺虫剤は牛乳がお勧めです。どうやらアブラムシに牛乳をかける事で牛乳の油がアブラムシを窒息させる効果があり、霧吹きに牛乳を入れて葉物野菜に吹きかけると退治する事が出来ます。他にも自家製の殺虫剤が多く存在し、皆さん色々思考錯誤しているようです。ただ市販で売られている農薬とは違い、効果が出るまで時間がかかる点や、持続性が無いので常に虫とは戦っていかなくてはいけません。

私の家ではなるべく無農薬の野菜を作ろうと努力しています。牛乳はもちろんタバコの灰を土の中に混ぜると害虫予防や肥料になるらしいので、お店や友人に頼んでタバコの灰を撒いてみたり、マリーゴールドという花が害虫予防に良いという事を聞いたので、畑の周りにはマリーゴールドの花を植えたりしました。そんな地道な努力もあり随分虫の被害は減りましたが、それでも虫に野菜を食べられてしまいます。

また虫も人間と同じらしく、臭い物が苦手なようで、ニンニクや唐辛子や鷹の爪を混ぜた液体を野菜周りに吹きかける事で、虫の被害を減らす事が出来ます。虫も好みがあり、好きな野菜と嫌いな野菜があるようです。レタスやキャベツなど葉が美味しい物にはよく虫が居ますし、ニラやニンニクなどには虫は寄り付きません。虫を100%駆除する事は難しいので、風通しの良い場所や防虫ネットなどを利用する事で虫の被害を最小限に抑える事が出来るので、家庭菜園で野菜を作る際には防虫アイテムをなど多様すると良いでしょう。

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ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。